2022/03/24 16:35

ヴィンテージ オイルドコットン イヤーフラップキャップ
もう20年近く前に古着屋の知り合いからヴィンテージのオイルドジャケット、BARBOUR等10点ほど購入したのを覚えている。
当時は状態の悪い物は買い手もつかず、あまり人気のない物だった。
ただ明確ではなかったもののその頃からアップサイクルして違う物にしたいという構想はあったのだろう。
有名ブランドのリーバ〇スやナ〇キなどのヴィンテージ古着はあり得ないくらいの値段になっていたが、
BARBOURやBELSTAFFに代表されるイギリス生まれの古着のヴィンテージオイルドジャケットは当時は見向きもされなかった様に思う。
そんなオイルジャケットに魅力を感じていた自分は当時日本ではあまり見る事が無かったbelstaffを探していた。
belstaffを初めて買ったのは20年近く前のイギリスだったのを覚えている。サミーミラーのゴールドラベルのトライアルマスター。
今思えば当時からヴィンテージオイルドジャケットならではの経年変化にはかなり魅力を感じていたのかもしれない。
そのせいか20年近くたった今でもお気に入りで着ている。

ただ古着になると状態の良い物があまり無く、汚れがひどい物、匂いがきつい物が多い。
もう定番になりつつあるがACTではそんなオイルドジャケットを再構築してアップサイクルをしてモノ創りしている。
汚れや匂いを落とすため洗いをかけて、ジャケットを解体していく。
普通の生地とは違いジャケット型に裁断されているので繋ぎ合わせないと使えない。
手間のかかる作業なのです。。。
今回はそんなオイルドジャケットから自身もよく被っていたイヤーフラップキャップを創った。
表生地は勿論オイルドジャケットに使用されているオイルドコットン。
耳当ての表部分はジャケットポケット内部の裏地とコーデュロイ生地を使用。
耳当て裏にはヴィンテージデニムジャケット等もよく使われるリサイクルウールを使い、ツバ裏にはコーデュロイを使っている。
蒸れにくい様に頭部裏にはコットン生地を使いロングシーズン被れるようにしている。

ブラックカラーのみ現行の生地ですがイギリスから輸入したオイルドコットン生地を使い仕上げています。
今回は自分でパターン、裁断、縫製まで全て一任しているのでツバを短く柔らかくしかなり形も良くなってます。

ACTの新作「OILED COTTON EAR FLAP CAP」チェックして下さい。
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